ハタザクラの旗弁
志木市のチョウショウインハタザクラは、ここにしかないという新種の桜だそう。
なにが珍しいかというと、
これです。
左の花、花びら何枚ありますか?
6枚にみえますよね?
でも、この真ん中のぴろっと出て見える花びら、実は雄しべのが変化したものなんです。
チョウショウインハタザクラでも、ほとんどの花は、花びら5枚。
こんな感じ。
でもたまに、花びらが6枚もしくは7枚のものがあるんです。
それが、雄しべのが花弁(花びら)のように変わった「旗弁」なんですって。
これが、チョウショウインハタザクラの唯一無二の特徴。とても珍しいらしい。
探してみると、結構な確率で旗弁が見つかるんですよね。
割合は100分の1くらい? もっとあるかな? 50分の1? 数えてないですけど(^^;
木の全体を見ると、地味な感じなんですが、
花に近づいてみると大輪の真っ白な花が優美。枝も地面に近いので目線の高さで見られます。桜の木の下で、ひと花ひと花しみじみ鑑賞したい桜です。
(真ん中の花には旗弁があります。わかるかな?)
柳瀬川のソメイヨシノの桜並木も大好きですが、人知れず(本当にあんまり人がいません…苦笑)咲いているチョウショウインハタザクラも、大好きな桜になりました。
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